プライバシーポリシーとお問い合わせページの作り方(Google フォームで共通化)
個人サイトに必要なプライバシーポリシーとお問い合わせのページを、どう作ったかをまとめます。お問い合わせは Google フォームを1つだけ作り、複数のサイトから「サイト名を入力済み」の状態で開けるようにしました。
なぜこのページが必要か
広告を載せるサイトでは、利用者の情報の扱いを説明するプライバシーポリシーが求められることが多いです。AdSense の審査の準備としても、多くの解説で必要なページに挙げられています。
お問い合わせのページは、利用者が間違いを知らせたり、運営者に連絡したりするための窓口です。運営者に連絡できる手段があることは、サイトの信頼にもつながると考えています。
用語の説明
- プライバシーポリシー:サイトが集める情報と、その使い方を説明するページ
- Cookie(クッキー):ブラウザに保存される小さなデータ。広告やアクセス解析で使われることがある
- Google フォーム:Google の無料のアンケート作成サービス。入力された内容を受け取れる
- 事前入力:フォームを開いたときに、ある項目にあらかじめ値が入っている状態にすること
プライバシーポリシーに書いたこと
私は、次の項目を自分のサイトの実態に合わせて書きました。ほかのサイトの文章を写すのではなく、自分が使っているサービスを一覧にしてから書くと、抜けや食い違いを防げます。
- 広告の配信について(第三者の配信事業者が Cookie を使う場合があること、パーソナライズ広告を無効にする方法の案内)
- アクセス解析について(どのサービスを使っているか)
- お問い合わせで受け取った情報の扱い
- 免責事項(掲載内容の正確さに努めるが、保証はしないこと)
- ポリシーを変更することがある旨と、制定日
お問い合わせを Google フォームで共通化する
私は6つほどのサイトを運営しているため、サイトごとにお問い合わせの仕組みを作るのは大変でした。そこで、Google フォームを1つだけ作り、すべてのサイトから同じフォームを使うことにしました。
フォームには「サイト名」の項目を作り、各サイトのリンクからは、その項目にサイト名が入った状態で開くようにしています。こうすると、どのサイトからの問い合わせかがすぐ分かります。
サイト名を入力済みで開く手順
執筆時点の Google フォームでの手順です。画面の名前は変わることがあります。
- フォームに「サイト名」の質問を作る
- フォームの編集画面のメニューから「事前入力した URL を取得」を選ぶ
- サイト名の欄に、例えばサイトの名前を入れて、リンクを取得する
- できた URL を、そのサイトのお問い合わせページのリンクにする
- サイトごとに、サイト名の部分だけを変えた URL を作る
https://docs.google.com/forms/d/e/(フォームのID)
/viewform?usp=pp_url
&entry.(項目の番号)=(サイト名)よくあるつまずき
- サイト名に日本語を使うと、URL の中で文字が変換されて長くなる。そのままでも動くが、動作を必ず確認する
- フォームの回答の通知を設定しておらず、問い合わせに気づかない
- フォームの公開範囲が「組織内だけ」などになっていて、外部の人が開けない
- プライバシーポリシーに、使っていないサービスのことが書いてある、または使っているサービスが抜けている
確認のチェックリスト
- ログインしていないブラウザ(シークレットウィンドウなど)でフォームが開けるか
- サイト名が入った状態で開くか
- 送信した内容を、自分で受け取れるか
- プライバシーポリシーとお問い合わせに、全ページのフッターからたどれるか
私の場合
フォームを共通にしたことで、新しいサイトを作るときは、リンクのサイト名を変えるだけでお問い合わせのページができるようになりました。プライバシーポリシーも、共通の部分をひな形にして、サイトごとに使っているサービスだけを書き換えています。
ただし、ひな形をそのまま使い回すと、実態と合わない部分が残りがちです。新しいサイトを公開するたびに、全文を読み直すようにしています。
次にやること
ページができたら、全ページのフッター(ページの一番下)に、プライバシーポリシー・運営者情報・お問い合わせへのリンクを並べます。スマートフォンでも押しやすい大きさになっているかを確認してください。
その後、AdSense を申し込むなら、ads.txt の準備に進みます。使うサービスが増えたり変わったりしたときは、プライバシーポリシーも忘れずに書き直します。
運営者情報のページについて
あわせて、「このサイトについて」のページも用意しました。サイトの目的、どんな経験をもとに書いているか、運営者の名前を書いています。住所などをどこまで載せるかは、人によって判断が分かれる点です。必要に応じて、利用するサービスの条件を確認してください。連絡は、お問い合わせのフォームで受け付けています。
※プライバシーポリシーに書くべき内容は、サイトの内容や使うサービスによって違います。必要に応じて、各サービスの規約や公式の情報をご確認ください。この記事は法的な助言ではありません。