AdSense で「有用性の低いコンテンツ」と言われたときに見直したこと
AdSense の審査で「有用性の低いコンテンツ」と判断されたミニゲームのサイトを、どう見直したかをまとめます。ゲームやツールだけのサイトに、何を足したのかを具体的に紹介します。
何が起きたか
私が作った脳トレのミニゲームのサイトは、最初の AdSense の審査で「有用性の低いコンテンツ」と判断されました。ゲームそのものは遊べるのに、なぜ「有用性が低い」のか、最初は分かりませんでした。
同じ時期に申し込んだほかのサイトは、文章の記事が中心でした。脳トレのサイトだけが、ゲームの画面が中心の作りでした。この違いが、見直しの手がかりになりました。
用語の説明
- 有用性の低いコンテンツ:AdSense の審査で、サイトの内容が利用者にとって価値が少ないと判断されたときに出る理由の1つ
- 事前レンダリング:ビルドのときに、各ページの完成した HTML を作っておくこと
- クローラー:ページを自動で読んで回るプログラム。審査でもサイトの内容を読むのに使われると考えられる
- 再審査:指摘を受けて直した後、もう一度審査を申し込むこと
考えた原因
見直してみると、サイトの中身は「ゲームの画面だけ」で、文章がほとんどありませんでした。審査のクローラーから見ると、どのページも説明がなく、何のためのサイトか分かりにくかったのだと思います。
また、React で作ったサイトだったため、JavaScript が動くまで本文が表示されない作りになっていました。ページの HTML を開いても、中身はほぼ空でした。審査の詳しい基準は公開されていないため、これはあくまで私の推測です。
見直したこと
次のような内容を足しました。
- ゲームごとに、遊び方・スコアの決まり方・上達のコツ・元になった心理学の課題を説明したページを作った
- 脳トレや集中力に関するコラムの記事を追加した
- トップページに、サイトの目的と使い方を文章で書いた
- ビルド時に全ページの HTML を作る「事前レンダリング」にして、JavaScript なしでも本文が読めるようにした
- プライバシーポリシー・運営者情報・お問い合わせのページを用意した
説明ページで気をつけたこと
ゲームの説明ページは、ゲームの画面とは別の URL にしました。説明を読んでから遊べるように、説明ページからゲームへリンクしています。
脳や健康に関わる話題なので、「これで頭が良くなる」といった言い切りはしないようにしました。元になった課題の説明は一般的な内容にとどめ、効果を約束する書き方は避けています。
再審査の前のチェックリスト
- どのページにも、そのページの目的が分かる文章があるか
- ゲームのページから、説明やコラムにたどれるか
- ページの HTML を開いたときに、本文が入っているか
- 見本のまま残っているページや、作りかけのページがないか
- 前回と比べて、何を直したのかを自分で説明できるか
ツール系のサイトで大事なこと
ゲームや計算ツールのように「使うこと」が目的のサイトでも、審査では「読める情報」が見られていると感じました。ツールの使い方や、背景の知識を説明するページを用意すると、利用者にとっても分かりやすいサイトになります。
見直した後のサイトは再審査に申し込み、結果を待っているところです。結果が出たら、この記事に追記する予定です。
よくあるつまずき
- 指摘を受けてすぐ、ほとんど変えずに再審査を申し込んでしまう
- 文章を増やすために、中身の薄い記事を大量に作ってしまう
- 説明ページを JavaScript で表示していて、結局クローラーから読めない
- プライバシーポリシーなどの必要なページを、フッターからたどれない場所に置いてしまう
私が学んだこと
一番の学びは、「自分にとって分かりきっていること」を書いていなかった点です。作った本人は、ゲームのルールも目的も知っています。しかし、初めて来た人や審査のクローラーには、それが伝わっていませんでした。
説明のページを書いてみると、ゲームのルールのあいまいな部分にも気づけました。審査のためだけでなく、サイトそのものを良くするきっかけになったと思っています。
次にやること
同じ理由で審査に通らなかった場合は、まず自分のサイトのページを1つずつ開き、「このページは何のためにあるのか」が文章で書かれているかを確認してみてください。足りないページから、説明を足していくのがおすすめです。
※審査の基準は Google が決めるもので、ここに書いた対応で必ず審査に通るとは限りません。